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いい会社見学会参加しました。その3

2015-04-16

障がい者の働き場をとの思いで有名なレストランアンシェーヌ 藍を訪問させていただきました。感想文を参考に。
いい会社見学会2015感想(レストランアンシェーヌ 藍) 2015年4月9日訪問
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 今回の見学会で昼食タイムだと思って訪問したが立派な障害者雇用のフレンチであった。店舗での情報が少なかったためホームページなどで少し情報を整理し、感想を以下にまとめた。
1.レストランの概要
当レストランは1983年世田谷に障がい者の「働く場」として設立した「藍工房」から出発した社会福祉法人 藍 が運営している。同法人が障がい者の自立支援を目的として、彼らの生きがいとなる働く場所の提供と社会復帰へ向けての支援を行っている。このレストランで働く障がい者は接客、調理補助、開店準備、清掃など様々な仕事に携わり、充実した日々をおくっている。
レストランアンシェーヌ 藍は、1996年に開店した「藍カフェ&ギャラリー三軒茶屋」から、本格的フレンチとしてオープンした。就労支援事業B型施設とあして、障がい者の就労を目的にしており、料理長に東京會舘出身のシェフを迎え、本格的なフランス料理をリーズナブルな価格で提供している。
2.この経営母体である社会福祉法人 藍について
1983年(昭和58年)竹ノ内睦子さん(自身も障害者)が、障害者1名と徳島で藍染の修業し藍工房設立(6畳一間の間借)したのが始まり。竹ノ内さんのモチベーションはとてもシンプルで「私は障がいをもつ人の夢は、絶対にかなえたい」と。そして「健常者がやれることは、障がい者もやっていいと思う。障がいがあるからって、何かをあきらめなきゃならないのはおかしい」と。
竹ノ内さんのすごさは、「夢は必ず実現する」という強い意志と、その行動力だそうだ。「私ひとりでは無理でいろんな人に手伝ってもらう」とどうもこの女性には沢山の味方が付くようだ。彼女の独特の他者を巻き込む力は特異のリーダーシップとなっている。彼女に感化された人は「みんなで夢をかなえたいという気持ちになる」らしい。

3.藍工房グループ理念と方針(HPより)
(理念)
1.伝統工芸の伝承と発展 2.作品が世界に通用する物を目指す 3.個人の夢を実現していく
(藍工房の基本方針)
いろいろな障がいを持つ人達とスタッフ・ヴォランティアが協力して働く中でお互いを理解し、能力を開発し、自律性・社会性を養い、自分の意志と力で社会と交わる力を培い、経済的自立も目指す事、安定した地域生活、海外での生活体験を送る事を目指し、どこの世界でも自由自在に生きられるように支援する。この支援・援助活動を通して社会に貢献する

4.社会福祉法人 藍の事業内容
(1)社会福祉法人 藍
就労継続支援事業B型施設として、藍工房(藍染の製作)、レストラン アンシェーヌ 藍の営業
(2) NPO藍工房
藍工房ハウス(共同生活援助事業)、 藍ハウス(共同生活介護事業・共同生活援助事業)、 障害者国際交流事業

5.感想とまとめ
ランチメニューは3種類月ごとに変り、季節に応じ、旬の食材などを楽しんでいただけるそうだ。そして毎週木曜日はハーブの生演奏を楽しみながら食事を楽しむことができる。当日はまさにその日で優雅で可憐な女性演奏家であった。なんと高貴でエレガント味わいだろうか。
(1)障害者雇用ではレストランというのは初めてである。本格的なフレンチであり、ハープ演奏の中での昼食はとても豊かなものでした。外部的にはまったく社会福祉法人が経営していることや就労支援のようなことはわからなかった。
(2)そのような中でよくも2009年開店から6年も継続して経営できるとは信じがたかった。料理長は東京会館出身のシェフだそうだ。昼食のハンバーグのランチやデザートはとても美味しく上級なものであった。ハンバーグはとてもジューシーで柔らかさと奥深い味わいが感動的であった。料金もリーズナブルで、これだったらリピートは間違いないだろうと思った。
(3)もちろん社会福祉法人の趣旨などおくびも出ていないのに、本格的な雰囲気、特にハープ演奏を楽しめるとは。食後にここで働いて1年のダウン症の19歳の店員が演奏してくれた。「さくらさくら」だったがとても上手だった。4歳から練習しているそうだ。
(4)この組織の代表である竹ノ内睦子さんは1983年からの障害者のハンディを越えて夢を実現しようとしてほとんど実現してきた人だそうだ。アメリカワシントン州に藍工房U.S.も5年前に設立運営しているとのこと。
(5)昨年は田村憲久厚生労働大臣、安倍晋三内閣総理大臣がレストランアンシェーヌ藍に来店され、安倍晋三内閣総理大臣 昭恵夫人が藍工房を視察したとのこと。この障がい者雇用として、この組織の長期の取組と活動は非常に高い評価があると思った。
(6)小さくても長く粘り強く夢の実現(公平で誰でも働けて輝ける社会)に向けて努力していくことの重要性をひしひしと感じた次第だ。このような場で共感脳が働いたせいかついつい藍染のマフラーを買ってしまった。機会があれば又訪ねたいと思った。今度はフルコースで。
以上

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